温泉の泉質と効能

温泉の泉質と効能


ここで温泉の泉質効能について考えてみましょう。

みなさんも温泉に行くと、成分分析が書かれた掲示板などを脱衣室や廊下でみかけるとおもいます。

その温泉によって泉質はさまざまですが、大きく分けて掲示用泉質名は11種類に分類されています。

また、新泉質名が、昭和54年にそれまで用いられていた旧泉質名に代わるものとして導入されましが、旧泉質名のほうが分かりやすいこともあって、実際には両方が併用されていて利用者には分かりにくいところもあります。

泉質はこのように分類されていても温泉ごとに成分も濃度も違ってきて、実際にはいろいろな成分が入っていて分かりにくく、泉質を特定できない温泉も存在するほど、源泉の数だけの泉質があります。

新旧泉質対照表

では一般的にいわれている泉質と効能をまとめてみました。


【泉質の種類別(掲示用泉質名)の特徴と効能および禁忌】
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泉質の種類 特徴 効能と禁忌
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単純温泉:刺激が少なく肌にやさしい。無色透明で、無味無臭。
 いわゆるお湯に近く、温熱効果が期待できます。

効能:一般的適応症(下記)

禁忌症:一般的禁忌症

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二酸化炭素泉 :無色透明で炭酸ガスが溶け込んだ温泉。
 低温であるが保温効果が強い。
 気泡が肌にまとわり付いて肌に刺激を与えるといわれる。

効能:一般的適応症、創傷、高血圧症、動脈硬化症、便秘、心臓病

禁忌症:一般的禁忌症

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炭酸水素塩泉:アルカリ性の重曹(炭酸水素ナトリウム)泉。
 いわゆる美肌の湯といわれる。
 ヌルヌルしていて肌の毛穴にある脂肪分を溶かしてくれる。

効能:一般的適応症、皮膚病、糖尿病、やけど、肝臓病
 アルカリ性なので飲用すると尿酸を溶かす効果が期待され痛風にいいとされる。

禁忌症:一般的禁忌症

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塩化物泉:いわゆる食塩泉で舐めるとしょっぱい。
 有馬や松之山など名湯も多い。
 体が温まり、ポカポカします。またしっとり感が残ります。

効能:一般的適応症、外傷、慢性皮膚病、ねんざ、リュウマチ、不妊症など

禁忌症:一般的禁忌症

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硫酸塩泉:硫酸イオンが含まれる温泉で、石膏(硫酸カルシウム)泉・芒硝(硫酸ナトリウム)泉・苦味(硫酸マグネシウム)泉 と分かれますが、それぞれ混ざっている場合もあります。
 一般的に外傷や痛風、肩こり、腰痛、神経痛などによいとされています。
 多くの入浴剤には硫酸ナトリウムが含まれています。

効能:一般的適応症、外傷、痛風、肩こり、腰痛

禁忌症:一般的禁忌症

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含鉄泉:鉄を含む温泉。水中の鉄分が空気に触れる事によって酸化するため、湯の色は茶褐色。
 タオルにも色がつきます。
 殺菌消毒作用があります。
 鉄分を含むため飲用すると造血作用があるとされています。
 体がよく温まります。

効能:一般的適応症、貧血、更年期障害、子宮発育不全

禁忌症:一般的禁忌症

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含アルミニウム泉 :アルミニウムを主成分とする温泉。
 旧泉質名は、明礬(硫酸アルミニウム)泉、。
 殺菌消毒作用がある。
 肌のハリを回復させる効果があり、また慢性皮膚病、水虫、じんましん、眼病に効果があるとされます。

効能:一般的適応症、慢性皮膚疾患、創傷、水虫、じんま疹、結膜炎など

禁忌症:一般的禁忌症

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含銅 - 鉄泉:銅及び鉄を含む温泉。
 鉄泉と同じく褐色の色がつきます。

効能:一般的適応症、高血圧、貧血、慢性消化器病、更年期障害、痔など

禁忌症:一般的禁忌症

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硫黄泉:硫黄が多く含まれる温泉で、卵の腐ったような独特の硫化水素の臭いがあり、色は微白濁色 。
 いわゆる生活習慣病にいいといわれる。

効能:一般的適応症、高血圧、動脈硬化、慢性皮膚病、慢性婦人病、筋・関節痛、痔、糖尿病、便秘、痛風など

禁忌症:一般的禁忌症

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酸性泉:水素イオンを多く含む強い酸性の温泉(塩酸、硫酸、ホウ酸など)。
 殺菌効果が高いため、水虫などの皮膚病などによいとされる。
 草津温泉・玉川温泉が有名

効能:一般的適応症、湿疹、水虫、高血圧症、リウマチなど

禁忌症:一般的禁忌症、皮膚の弱い人、光線過敏症の人

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放射能泉:微量のラドン・ラジウムが含まれる温泉。
 微量の放射能は身体の細胞を活性化させるといわれています。
 玉川温泉は湯治の湯として有名

効能:痛風、胃腸病、皮膚病、婦人病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、リウマチなど

禁忌症:一般的禁忌症

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一般的適応症:神経痛・筋肉痛・関節痛・打ち身・胃腸病・冷え性・疲労回復

一般的禁忌症:急性疾患(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(とくに初期と末期)

注)、この表はWikipedia(温泉の項)を参考にさせていただきました。


温泉に入ると気持ちよくて、からだに良いことばかりのような気がします。

しかし、効能を鵜呑みにしてむやみに入浴を繰り返したり、熱い湯に長時間入るのは要注意です。

また泉質による効能一般的なもので温泉地によって変わることがあります。

温泉で掲示されている注意書きをよく読んで温泉につかるようにしましょう。






★ラジウムシーツ
玉川温泉の真ん中でおやすみなさーい★



タグ:温泉 泉質 効能
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